こんにちは。トレーナーの金物谷です。
前回の投稿では、良い食習慣を作るには、「自分の悪い習慣を詳しく知る」必要がある。”自分の悪い習慣を知ることで、より効果的な対策を立てることができて、良い食習慣を作りやすくなる” とお話ししてきました。
今回こちらの投稿では、
①当店Dressで、実際にお客様にやってもらっている「悪習慣の見つけ方」のご紹介
②そこで見つかった改善すべき習慣に「優先順位」をつけておく、大切さについてお話しします。自分が「どの習慣の改善に一番力を注ぐべきなのか、あらかじめ決めておきましょう。というお話しです。
１、自分の悪い習慣は意外と知らない習慣は自動的に行われいる行動なので、普段自分では意識していない。「悪い習慣は？」と聞かれるといくつか出てくると思いますが、すべて正確に把握しているわけではない。そこで、重要なのが記録をつけることです。ダイエットが目的であれば、食事記録です。
2、食事記録をつけることで悪習慣が見えてくるこれは当店Dressで行っている方法です。方法を説明すると、ダイエット開始前に、普段行っている食事の記録をアプリにつけて、「食事内容とその栄養素」をチェックするだけです。
◼︎「糖質が過剰、または脂質が過剰で、カロリーを取りすぎている」とか◼︎「タンパク質が足りてない、食物繊維が足りてない」などを知ることができる。
そして、栄養バランスが悪くなっている原因がどこにあるのか？を食事内容からチェックします。そしてお客様への問診から、その食事が習慣になっているのか？なども確認します。その日たまたま食べただけという可能性もありますからね。
例えば、ダイエットがしたいＡさんに食事記録をつけてもらうと、糖質も多めだったけど、特に脂質が過剰でカロリーを取りすぎていることがわかったとします。 次に食事内容を確認すると、ファストフードや揚げ物、炒め物、あとはお菓子のチョコレートや洋菓子を取ることが原因だとわかりました。
Ａさんへの問診で、食習慣について確認すると、
❶ランチは同僚と外食する習慣がある。主にファーストフードやイタリアン、中華など。
❷夜にチョコレートや、職場でもらった洋菓子を食べる習慣 があると分かった。とこんな感じです。
3、本当に改善すべき習慣はどれか？このようにして悪習慣をみつけます。大体の人は改善すべき習慣がいくつかあります。その時に自分1人の力で、全ての悪習慣を一気に断ち切るのはなかなか難しいです。
だから、まずは自分の目標にとって重要なものに絞るべきです。
例えば、先程のダイエットがしたいＡさんの
・毎日食べるチョコレートが100kcal
・毎日ランチの外食が800kcal
と言った場合なら、「お昼ご飯に外食する」という習慣を断ち切る方がダイエットには有効ですよね。お昼の「外食」を「手作り弁当」に変えて300kcalカットできるなら、100kcalのチョコレートを食べないよう努力するより、効率的だからです。
反対に、100kcalのチョコレートを食べないよう我慢しても、お昼に高カロリーな外食をする」という習慣が断ち切れなければ、痩せることはできません。
自分が「辞めないとな…」と思っている習慣が実はそれほど重要ではなくて、一番のネックになっている習慣を意識できていない。ということは自己流ダイエットをされている方の中ではよくあります。
まずは、ダイエットに一番重要な「自分が改善すべき悪習慣」は何かを食事記録で調べて、最も効果的なものに的を絞るべきなんです。
4、複数の習慣を改善することも十分可能
自分一人でいくつもある悪習慣を全て断ち切るのはなかなか難しいとお話ししましたが、当店オンラインパーソナルでの2ヶ月ダイエットなら、ダイエット終了後に、複数の悪習慣を断ち切ることが可能です。これは環境の力が大きいと思っています。今までの食習慣とはガラッと変わる環境に2ヶ月間置かれて、しかもトレーナーが寄り添うからです。ある種の強制力が働きます。
このように複数の習慣を改善するという場合にも、優先順位をつけておくことが大切なんです。 その理由は、なんらかの理由で、習慣の継続が崩れてしまいそうな時に、「この習慣は最優先」と判断できて、立て直しやすいから。
たとえば、昨日の夜は、「ずっと食べていなかったチョコレートを食べてしまった…」「でも、一番大切なランチの弁当は継続できているし。」と立て直すことができます。
ここでどの習慣が重要かがわかっていないと、「昨日チョコレート食べちゃったし、もういいや…」となりやすいんですね。
最後にまとめると…悪習慣にも「改善する優先順位」がある。
理由は、❶「効率的」❷「立ち直しやすい」から
まずは、自分のどの習慣がダイエットを最も妨げているのか？を知ることから始めましょう。
そのために数日分の食事記録をつけてみて下さい。自分が思ってもみなかった悪習慣が見つかるかもしれません。
最後までお付き合い頂きありがとうございました。また対策についてお話ししていきます！
