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悪習慣を断ち切るなら「きっかけ」を取り除け

こんにちは。トレーナーの金物谷です。
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前回までの動画では、悪い習慣について知る必要性について、中でも「どの悪習慣の改善が自分の目標にとって一番大切か」を知って、優先順位をつけておくことが大事だというお話しをしてきました。

こちらの動画では、悪習慣を断ち切り、良い食習慣を作るにはどうすれば良いか具体的な対策について解説していきます。

具体的な対策を立てるのに役立つのが、習慣化の4つのステップです。「きっかけがあって、欲求が生まれて、行動を起こして、報酬が得られる。」このループが強化されることで、行動は自動化していき習慣になるという話しでした。これを利用します。

1、悪習慣を断ち切る対策「きっかけ」を取り除く

悪習慣を断ち切るために、その習慣を引き起こす入り口である「きっかけ」を取り除くことで、その後の欲求、行動が起こりにくくなります。

きっかけが取り除かれることで「欲求」が生まれないので、「しようか、やめようか」と言う葛藤自体が生まれません。悪い習慣を断ち切るのに非常に有効な手段なんです。

きっかけ → 欲求→ 行動

【お菓子を食べる習慣】で考えてみます。

例えば、

・「リビングのテーブルに置かれたお菓子を目にする」というのがきっかけなら

→お菓子を目につくところに置かない、そもそも

買わないようにする。といった対策をとります。

そうすることで、「食べたい」という欲求が生まれず、行動が起こらないはずです。

さらに言えば、買わないために

「コンビニや、スーパーのお菓子売り場に行かない。」といったことも頭に入れておく必要があります。お菓子を食べる習慣がある人は、買う習慣もあって、「売り場に行くこと自体がお菓子を買うことの「きっかけ」になるからです。

「時間や場所、状況」がきっかけになっている場合もよくあります。

たとえば、

・「食後、ソファでゆっくりしている時に暇と感じたり、口寂しく感じる」のがきっかけなら。

→目的を持ってその時間に別のことをするようにしたり、場所を変えたりすることが対策になります。その時間に没頭できる趣味をみつけたり、ウォーキングがてら外に出る。というのも良いですね。

他の例なら、

タバコをやめたいなら、タバコを持たないことももちろん、「喫煙所に行かない」「喫煙者の側に行かない」というのも喫煙のきっかけを取り除く対策になります。

実際にあったお客様の例ですが、

夕食前にお菓子を食べる習慣があったんですが、新しい習い事を始めて、そのうち自宅で「習い事の練習をする」ようになって、間食の頻度が激減したということがありました。

 これは、「午後にテレビを見ながらゆっくり過ごす。」というきっかけから、「お菓子を食べる行動が起こっていたのが、「その時間に没頭できるものができたことで、きっかけが取り除かれて、習慣が改善されたという例です。

2、良い習慣の「きっかけ」をみつけやすくする

反対に「良い習慣」を作るには、良い習慣の「きっかけ」を見つけやすくする必要があります。

たとえば、

朝プロテインを飲むことを習慣にする場合なら、

→「寝る前にプロテインをカウンターに出しておくといった対策が考えられます。

朝起きたらプロテインが目について、飲み忘れなく習慣にできるというわけです。「プロテイン」を目にするのが、行動のきっかけになるからです。同じように、「寝る前に本を読む習慣」を作りたいなら、朝起きたとき、枕元に本を置くのが有効です。

筋トレを習慣にするとしたら、

→筋トレを行う時間、場所、状況を明確に決めて、意図的に「きっかけ」を作り出すことで、かなり習慣化しやすくなります。例えば、8時頃お風呂に入る前、リビングで筋トレを行う。といったようにです。

 定着すると、その時間・場所・状況がきっかけとなり、自然に取り組めるようになります。逆に「やらないと落ち着かない」気持ちになったりします。これを決めずになんとなく「夜筋トレをする」と考えていても、習慣化は難しいです。

フィットジムに通う習慣を作るなら

→帰宅後すぐ通えるよう、「ジム通いに必要な荷物」を目につくところに、たとえば玄関に置いておくなどが有効です。「用意されたウェアやシューズ」を目にする。のがきっかけになり習慣化しやすくなります。

ここまでが、「きっかけ」を取り除いて悪習慣を断ち切る方法、また「きっかけ」を見つけやすくして良い習慣を作りやすくする方法です。

非常に有効な手段なので、ぜひ実践してみてください!最後までお付き合い頂きありがとうございました。