こんにちは。今日こちらの記事では、ダイエット後の体型維持に重要な「習慣化」について解説していきます。
先に少し説明させて頂くと、当店のオンラインパーソナルトレーニング「Dress」は、痩せるのは当然のこととして、＂痩せた後に体型維持していくことまでを考えたサービス＂です。
そのため、こちらのブログやYouTubeでは、ダイエットに役立つ情報はもちろんのこと、痩せた後の体型維持に役立つ情報も併せて発信していきます。
それでは、本題に入っていきます。ダイエットが終わった後、体型を維持していくには健康的な食事を習慣にする必要があります。「する必要がある…」というより、できないと高い確率でリバウンドします。
「健康的な食事を習慣にする」と言うと、当たり前のように思われるかも知れませんが、意外とできていない人が多いです。
私自身、この「習慣化」が大切だと気付かされたのが、オンラインパーソナルのモニターを依頼した方が、ダイエット後にリバウンドしてしまった。というのがきっかけでした。
お客様がリバウンドしてしまうというのは、トレーナーとしての実力不足を実感させられる、恥ずかしいお話しではあるのですが、すごく大切なことなので、正直にお伝えさせて頂きます。
ちなみにこのモニターというのは、オンラインパーソナルトレーニングを始めた初期の頃で、「Dress」というサービスを始めるきっかけになった出来事でもあります。
リバウンドしてしまったモニターの女性をAさんとします。Aさんは2ヶ月間のダイエットで、-4kgの減量に成功しました。ダイエットペースに無理はなく、Aさんがきっちり食事をコントロールして下さったので、減量も順調に進みました。
そしてダイエット後に、今後体型維持のためにどのような食事をすれば良いかなどを説明しました。Aさん自身、しっかり理解されているようでしたので、モニターは終了となりました。
それから数ヶ月後…ふと気になって、その後体型を維持できているかAさんに連絡をしてみたところ、
Aさんは話しにくそうに「4kg太ってしまった。」と教えてくれました。完全に元の体型に戻ってしまったのです。「ダイエット中、あんなにうまく食事コントロールができていたAさんがなぜ？」というのが、最初の感想でした。
それから数日後、Aさんと同じ時期にモニターを依頼していた方(Bさん)にも、話しを聞きました。
Bさんは、リバウンドせず体型を維持できていました。それどころか「体重は変わらないが、あれからさらにカラダが引き締まった。」と話してくれました。
「どうしてAさんだけがリバウンドしてしまったのか？」「リバウンドする人としない人の違いは何なのか？」しばらく考えるようになりました。
その後もAさんとはこまめに連絡を取り、ダイエット後の生活について詳しく聞かせてもらいました。すると、あることがわかりました。
Aさんは元々、仕事の日のお昼ご飯はコンビニで食べることが多く、麺類や菓子パンなどを頻繁に食べていました。また、仕事先でもらったお菓子を夜に食べるといった悪習慣がありました。
ダイエット中は、それらの習慣は完全に断ち切れていましたが、ダイエットが終わった後、徐々にそれらの悪習慣が戻ってしまっていたのです。
それに対してリバウンドしていないBさんは、ダイエット後に、自分で食習慣に関するルールを作り、ダイエット中ほど厳しくはないものの、食事をうまくコントロールできていました。
Aさん、Bさんの事例から得た教訓は、非常に大きなものでした。リバウンドする人、しない人の分かれ道は…「ダイエット後に元々ある悪習慣に引き戻されるか。」「ダイエット後も健康的な食事を新たに習慣にできるか。」というところにあったんです。
習慣化された行動というのは、いちいち意識せずに行う自動的なものです。例えば、「歯を磨く、服を着替える」といった生活で繰り返している行動がそれにあたります。それらの行動ってやろうか迷ったりしませんよね？
食習慣もそれと同じです。きちんと習慣にできていると、夜にお菓子を食べようか？やめとこうか？という葛藤自体が生まれませんし、健康的な食事を行うことが、ごく自然なことになるので、「食べたいのを我慢して疲れる」こともありません。
ここが「習慣化」の最大のメリットであり、体型維持に重要な要素なんです。
また、それと同時に自己流ダイエット、またパーソナルジムでのダイエット後にリバウンドが多い理由もはっきりしました。
基本的にダイエット中はモチベーションが高いため、元々ある悪習慣を抑えつけて、健康的な食事を行うことができます。食事をコントロールすることで、カラダが変わってくる面白みもあります。でも、ダイエットが終わった後、モチベーションは落ち着いていきます。ずっと高い状態が続くわけではありません。すると、元々ある悪習慣に引き戻されてしまいやすいんです。
元の悪習慣に引き戻されるタイミングというのは、いろいろあります。
・仕事でストレスを感じたとき・体調が悪いとき
・何かを成し遂げたとき「大きな仕事がひと段落ついた。」とか「ダイエットが無事終わった」とか。頑張った自分にご褒美を与えたくなって、断ち切れていた悪習慣を許してしまいやすくなるということです。
モチベーションに頼って痩せたは良いが、そのあと習慣化できずに、モチベーションが落ち着いたときに元の習慣に引き戻される。これがダイエット後のリバウンドの原因です。モチベーションに頼って健康的な食事を継続していくのは無理なんです。
では、「どうすれば悪習慣を断ち切り、新しい良習慣に書き換えることができるのか？」ですが…それには習慣化のコツ、テクニックがあります。習慣化したい行動をただ繰り返すだけではダメです。そのあたりをこれから【ブログ】や【YouTube】で詳しく解説していきます。
楽しみにしていてください。最後までお付き合い頂きありがとうございました。
