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「オンラインパーソナルトレーニング」私が痩せた方法!「高カロリーランチのAさん」

こちらの記事では、パーソナルトレーナーである私が担当したお客様の「ダイエット成功事例」をご紹介し、その成功要因を「知識×習慣化」の2点から解説していきます。

先に当サービスについて簡単に説明すると
当店の2ヶ月プランでは、ただ痩せるだけではなく、その後リバウンドしないためにお客様の学びを大切にしています。

※この学びというのは、以下の2つです。
❶ダイエット+健康的な体型維持に必要な知識をつける
❷健康的な食事を無理なく続けるため習慣化する


お客様にはプラン開始前に、数日分の食事記録をつけて頂き、お客様の普段の食事の問題点を特定します。
プラン中にどれだけ痩せても、プラン終了後に元の食生活に引き戻されてリバウンドしては意味ないですからね。

事前に問題点を自覚してもらい、生活習慣から改善していきます。



1、Aさんのお話し サービス利用までの経緯

・2年ほど前に職場が変わり、そこから太りだしました。昨年までは+4kg、今年に入ってさらに2kg太ってしまいました。

・さすがに6kgも太ったのはマズイなと思い、ウォーキングと軽い筋トレを始めましたが、カラダは変わらず、1ヶ月経たないうちに挫折してしまいました。

・食生活の乱れは自覚していますが、ランチを少なめにすると、すぐにお腹が空いて間食してしまい、なかなか我慢ができません。


2、問題点の特定
Aさんには、プラン開始前に食事記録をつけて頂き、さらに詳しくお話を伺いました。

そして、そこから分かったAさんの問題点は、
仕事の昼休憩に行う「外食」にありました。

パスタ、ジャンクフード、丼もの、麺類など高糖質、高脂質で、高カロリーなものをランチに食べ過ぎていたのです。


3、対策
そこで、Aさんに昼食の持参を提案しました。
忙しくてお弁当を作るのが難しかったので、コンビニを活用することとなりました。

炭水化物+脂質が中心の外食メニューをやめて、
タンパク質を多く含む食材を必ず意識 (20gを目安に)して頂きました。

コンビニでかえる食品の組み合わせとして、
サラダチキン
納豆+ツナ
サラダフィッシュ
ギリシャヨーグルト+茹で卵など

これが非常に効果的で、ランチを中心にオーバーぎみだったカロリーが抑えられました。

Aさんは2ヶ月で体重マイナス4kg体脂肪をしっかり落として、しかもその後も自身でアドバイス通りの食事を続け、さらにマイナス2kgと目標を達成し、その後も体型を維持されています。



ここからAさんの成功要因について、知識と習慣化の2つの点から解説していきます。


まず、ここから得られる知識は、
『固形のタンパク質は、満腹感が得やすい。』ということ。

タンパク質を多く含む食事では、糖質・脂質ばかりの食事に比べて、摂取カロリーが自然と抑えられます。

高タンパク質食はお腹いっぱいになりやすく、我慢せずとも、自然に食べる量が抑えられるということです。これはたしかに個人的にもめちゃくちゃ納得です。

※「タンパク質の体重減少効果」について調べた研究では、高タンパク質食は、次の食事の摂取カロリーを抑え、体重減少効果があるという結果がでています。
昼食にタンパク質を沢山取った場合、満腹感が続いて、昼食だけでなく夕食の食事量も抑えられるということです。

実際に、このお客様もダイエット中でカロリー摂取は明らかに減っているのに、ダイエット中の空腹感はほとんどないと仰っていました。


次にもう一つの成功要因。
②習慣化についてのポイント

朝の出勤時にコンビニで買い物し、昼食を持参する。という対策をとりました。

この対策をとった理由は?
お腹の空いた昼休みに買い出しに行くのは、

①「コンビニではなく外食したい。」という欲求が生まれるのを防ぐため。

特にAさんは「昼休みは外食」という生活が長く、習慣として定着していたため、

❶昼休みに外出することがきっかけとなって、
❷「外食したい」という欲求が生まれる可能性が高いからです。


②コンビニで『もっと美味しいものが食べたい。』という欲求が生まれるのを防ぐため。

コンビニには、菓子パンや弁当、麺類、デザートなど高カロリーで美味しいものが色々あります。空腹状態で目の前に高カロリーな食べ物があれば、欲してしまうのは必然です。

朝食を食べた後、お腹の空いていない出勤時に買い物を行い、昼食を持参することで、今お話した2つの「欲求」を事前に避けることができるというわけです。

外食したい。という「欲求」が発生してから、「耐える」のは意志の力が必要となるため、たとえ耐えられたとしてもかなりのストレスになりますし、いつかは失敗してしまうからです。


Aさんの場合このように
朝の買い物を「習慣化」することで、ストレスなく「バランスの取れた昼食」を継続することができ、ダイエット、その後の体型維持の成功につながりました。


最後にまとめると

ランチに外食し、高カロリーなものを食べることが痩せない原因であったAさんに対し、

①昼食は、タンパク質を多く含む食事に変えたことで、食事量、摂取カロリーが自然と抑えられた。

②「朝の出勤時に昼食を買い持参する」習慣を新たに作ったことで、「外食したい」といった欲求が生まれず、ダイエット後も高タンパクな昼食を継続できた。

皆さんも高タンパクな食事を意識してみてください。余計な食事が抑えられるというのを実感できるはずです。そして、その食事を継続できるよう生活の中に仕組みを作り、習慣化しましょう。