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「オンラインパーソナルトレーニング」私が痩せた方法!「痩せないことにやる気をなくし諦めていたDさん」

今日もお客様のダイエット事例紹介を行なっていきます。こちらの記事の内容を改めて説明すると、
①お客様のダイエット失敗体験から、その要因を見つけだし
②当サービスを利用して、どのような方法でダイエットに成功したのかを分かりやすく解説していきます。
主にダイエットに役立つ知識と、それを継続するために必要な習慣化について解説しています。

1、Dさんのお話し サービス利用までの経緯
・3年で6kgほど太ってしまいました。
・原因は、自分でも分かっていて暴飲暴食と運動不足です。育児と仕事のストレスが重なったのもあるかと思います。
・太っていることが気になり始めてから、何度か自分でダイエットしましたが、すべて失敗でした。
・ダイエットを始めると最初は順調に体重が減るんですが、そのうち体重が減らなくなり、それがすごくストレスで… そのうちどうでも良くなってしまって、食べすぎてリバウンドしてしまう。というのを何度かやっています。

2、問題点の特定
お話しから分かるように、Dさん最大の問題点は、「途中でやる気を無くして諦めてしまうこと。」でした。いくら頑張って運動して、完璧な食事管理を行っても、継続しないことには結果はでません。
そして、さらに問診を進めると、「体重が減らない」とやる気をなくしてしまう根本的な原因は、Dさんが『減量ペースを把握していないこと』だと分かりました。
どういうことかと言うと、
❶Dさんは、「自分のしている食事で、どれくらいの期間でどれくらい体重が減るのか?」が分かっていない。❷減量を過度に期待してしまい、実際の減り具合とのギャップにやる気を無くしてしまう。ということです。体脂肪の減りは、皆さんが思っているよりかなりゆっくりです。

【例えば、こんな感じです】
「もう2週間も食事減らして頑張っているから、2〜3kgは落ちているだろう。」
—-体重測定—-
「え!!減ってない…なんで⁈」「痩せない体質なのか…」と落ち込み、「どうでもいいや」とまた暴飲暴食
これは、自己流ダイエットの失敗によくあります。

3、知識① : 減量ペースを考えよう。
Dさんが行った食事制限は、『適当に食事を減らす』といった方法でした。
これは食事記録をつけてカロリーまで管理した方法ではなく、大体の感覚で食べる量を減らすという方法です。
別にこの方法が悪いわけではありません。実際、自力でダイエットをする場合、ほとんどの方がこの方法だと思います。カロリー計算を行い食事記録をきっちりつけてやる人の方が稀です。
しかし、食事記録をつけず、ざっくりと食事制限を行うのであれば、減量のペースは把握できないので、過度に「減量」を期待してはいけません。体重を気にせず、じっくりやるべきなんです。 Dさんは、もっと減るだろうという『過度な期待』が原因で失敗していたんです。期待してしまう気持ちも十分わかるんですけどね。

ここで、当店の2ヶ月プランでの食事制限の方法をご紹介します。これなら、大まかにではありますが減量ペースを把握することができます。

❶自分の消費カロリーを基準に1日の摂取カロリーを決める
❷決めた摂取カロリーの範囲に収まるように、食事記録をつけながら食事をする
カロリー収支のマイナス幅(1日どれくらいマイナスにできるか)で、月何kgペースで痩せるか大体決まります。
※カロリー収支というのは、消費カロリーと摂取カロリーのバランスのこと。カロリー収支がマイナスということはカラダから出ていく方が多い状態、つまり消費カロリーが摂取を上回るということ。

具体例を出すと、体脂肪は1kg消費するのに、カロリー収支のマイナスを7200kcal 積み上げる必要があります。
30日で体脂肪1kg減らすなら、-7200kcal÷30(日)= -240kcal/日
自分の消費カロリーより、1日の摂取カロリーを240kcal少なくなるよう調整し、30日間継続することで、1kgの減量が行えるということです。

Dさんに話しを戻しますね。
Dさんの消費カロリー(推定値)と、過去ダイエット中にしていた食事を後から考えると、減量ペースは月-1kgほどでした。
しかし、Dさんはもっと早いペースで減るものだと思われていたようで、減らないことにストレスを感じ挫折してしまったというわけです。
まぁ、カロリー計算を行なって食事制限を行う場合でも、減量が予定通り進むとは限りません。いや予定通り行くことの方が珍しいくらいです。(そのためプラン中はトレーナーが食事設定を細かく修正します。)

4、知識② : ダイエット中、体重が増えても心配ない減らないどころか、むしろダイエット中であっても体重が増えることはあります。(きちんと食事制限をしているのに)

「やった‼︎2週間で-1.0kg痩せた」—–翌日の体重測定—–
「ええ⁈ 1.2kg増えてる。意味がわからない…」なんてことも十分あり得ます。
仕組みを分かってない人からしたらパニックですよね。「せっかく頑張って痩せたのに、振り出しに戻ってしまった…」と思ってしまうかもしれません。
でも、安心して下さい。これは、体脂肪自体が一気に増えたわけではなく、以下の要素によって一時的に体重が増えているだけです。(キチンと食事制限を継続できている場合)
・便秘による便・食べ物(消化物)・体内の水分量増加(むくみ、塩分過多、糖質増など)
食事前後でも体重は1kgくらい変わりますし、体内の水分量は結構変動があります。
「体重が増えた=リバウンド」ではない と理解しておきましょう。

5、習慣化 : 体重だけに囚われず、体型のチェックを
ダイエット後、体型維持していく場合も、体重だけに囚われるのは危険です。
理由❶体重は増えていなくても、体脂肪が増えて筋肉量が減ってしまうことがあるからです。(体重の内訳の変化)これは明らかに体型が変わってきます。体重が変わってないからと安心しないようにしましょう。
理由❷反対に、筋肉量が増えている場合。(ダイエット後も筋トレを継続されている方)体重が増えていても問題ありません。より引き締まって見えます。太ったと勘違いして、さらにダイエットすると筋肉量を減らしてしまうので注意しましょう。非常にもったいない。

では、体重以外にどのようなところでチェックすべきなのか?
・お風呂前、鏡に映った全身姿・洋服のサイズ感・ウエスト測定(できると良いです)
これらで体型チェックを行うと良いです。本当の停滞期に入った時、体重以外の要素からカラダの変化を感じることができれば、精神的にも安定します。
「体重はしばらく減ってないけど、服は緩くなってきているし大丈夫だ!」という感じで。

【最後に】ざっくりと食事制限をするにしても、きちんペースを考え食事制限を行うにしても、結果を焦らず、気持ちにゆとりをもって臨みたいところ。そのためにトレーナーとしてサポートさせて頂きます。